お知らせ

重複・頻回受診、重複・多剤投薬を見直しましょう

2024/11/12

○重複・頻回受診とは
重複受診とは、同様の病気で複数の医療機関にかかることをいいます。
また、頻回受診とは同様の病気で同じ医療機関を受診する回数が多いことをいいます。

○重複・多剤投薬とは
同じ時期に複数の医療機関を受診し、かつ担当医師が他の医療機関での処方内容を把握できなかった場合に同じ薬効のお薬が重複して処方されること、または必要以上に多くの種類のお薬が処方されることをいいます。

○重複・頻回受診、重複・多剤投薬の問題点
・身体面の負担
同じような処置や投薬などを繰り返すことで、体への負担や副作用が大きくなり、より病状が悪化してしまうおそれがあります。
・金銭面の負担
同じような処置や投薬に対して何度も医療費を支払うことになるうえ、受診のたびに初診料、再診料を支払うことになるため医療費の負担が大きくなります。
また医療費が増大すると、それをまかなう保険料の引き上げにもつながります。

○重複・頻回受診、重複・多剤投薬の防止方法
・かかりつけ医・かかりつけ薬局をもちましょう
日ごろから自分のからだやこころについて相談できる医療機関・主治医を決めておきましょう。
同じ医療機関を受診することで、不調があった時に詳しく相談することができ、また必要に応じて専門医を紹介してもらうこともできます。
・お薬手帳を活用しましょう
お薬手帳はどの医療機関・調剤薬局でも同じ手帳が使えます。複数冊持っている方は1冊にまとめましょう。受診や調剤の際に、今飲んでいる薬との飲み合わせを確認してもらえます。